2015年07月02日

わたしが叱られているみたいで、母に息子のことを話したくなかった。

息子が学校へ行かなくなった数年前。

過去記事:「子供が落ち着かないのは私のせい」じゃないよ。





息子と二人暮らしのわたしには、
骨の芯から、安心して心開ける人が、誰もいなかった。


定期的にお世話になっているセラピストさんだけが、唯一こぼせる人。

で、ひとりごとメールを、一方的にたくさん送った。




返事が欲しいわけじゃない

何か声かけてほしいわけじゃない





ただ、

ただ、話を聞いてくれる人が欲しかった。






実家とは「スープの冷めない距離」だったので、
残業や懇親会の時は、息子を母にお願いすることが多々あり、
学校に行っていないことを誤魔化すにも限界で・・・


母に話した。





顔色変わったよ、一瞬で。





学校に行きたくても行けない人がいた時代に育った、母。

学校には行くものだと教えられた、娘。(わたしね)




学校に行かないなんて・・・・・



母からしたら信じられないこと。





怠けてる

我慢が足りたい

無理にでも引っ張って連れて行くべきだ

みっともない





息子に言う=わたしが言われている


だから、誤魔化したかったんだよ、わたし。

こうなることがわかっていたから。




苦しかった。

わたしが言われているみたいで。




「いい?明日はちゃんと学校行くんだよ!」

って、言われている息子。





孫の味方にはならないばあちゃん・・・




孫はかわいいんだろうけれど、孫に対しても「親」目線で接している・・・





だからわたしは、息子を守ろうって思った。

こういう考えの人(含:学校)から、息子を守ろうって思った。



行かせる行かせないの前に、息子の心を守らなくちゃって思った。






息子の不登校、いや、否登校が始まったおかげで、
わたしの母に対する思いが、更に腹の奥からごっそり出てきたのよ。





ちなみに、息子の役目は、

心のつり合わせ
同等




親だから、
先生だから、
大人だから、


んなの、クソくらえ。



それを教わっているわたし。笑





この多感な時期に、その子が必要としていることを、どれだけ親が一緒にできるか。


勉強したい子は、納得するまですればいい。

勉強したくない子は、他にやりたいことを納得するまでやればいい。


ただ、
他にやりたいことがない子が、今は多い。


なぜなら、親が「与える」しかしていないから。





そこは、また改めて。






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Posted by 水香(みか)  at 16:09 │親子関係

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